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び、美談・・・

支配と服従。絶対的支配権を行使する主人と、服従するしか生きる術のない子飼いと。そういう立場があたりまえに存在する架空世界のお話です。飼われる人間と飼う人間との愛憎劇をお楽しみください。そして、時々は泣いてね。行き場を失った僕らの魂のために。

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この記事は僕的恐怖イベント8とそれから泥酔1泥酔2の続きにあたるものです。
番外編と申しましょうか・・・その後とでも申しましょうか・・・
あの頃に書いてたものだったんですがアップしそびれてました。
お蔵入りするのがもったいないのでそのままのせます。
今の僕と少し雰囲気が違うかもしれませんが書き直しません(開き直りっ)

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僕眠れなかったので夜が明けたのは知ってたんですけど
そのあと(多分2人のいびきが静かになった頃に)寝てしまったらしくて
僕が目覚めるとベッドに誰もいませんでした。
僕が眠っちゃったのほんとに短い時間だったと思うんですけど
不覚にも2人が起きだしたのに気づかなくて。
ヤバイ・・・居間から2人の声がする(涙)
僕は事態に気づくと慌てて飛び起きて居間に急ぎました。
「お、おはようございます! すみません寝坊しましたっ」
「おや眠り姫のお目覚めだ」 ←Fさん
「客がいるというのに悠長な目覚めだな」 ←トオルさんの低い声
「も、申し訳ありませんっすぐしたくします!」

ってよく見たら2人とも既にコーヒー飲んでるし・・・。
トオルさんが自分でいれたんだろうか・・・すっごい失態だ(涙)
慌ててパンあっためてサラダとスープ作ってコーヒーいれなおしてたら
Fさん  「リョウ子も座れ。一緒に食べよう」
トオルさん「必要ない。お前は立ってろ」

「あ、気にしないでください。僕あとでいただきますから(恐縮)」

トオルさん「いただけると思うのか」 

ト、トオルさんが、冷たい(涙)
ていうか恐ろしい(涙)

Fさんはいつも僕にも気をつかってくれるんだけど寝坊したんで僕朝抜きかも・・・。
いつもそうなんだけどトオルさんが許可してくれる前に他の人(お客)が
僕誘ってくれたりする時はたいていトオルさんが許可してくれない。
僕ほんのちょっとだけ板ばさみな気分になるんだけど
トオルさんに従うしかないので立ったままあれこれ給仕してて。
あれだけ飲んで帰ってよく朝からそんなに食べれるな~って感じの
トオルさんの食欲に比べてFさんは二日酔いぎみだったので
Fさんにだけ即席の雑炊作り直して出して・・・ってしてたら

「それはそれでおいしそうだな」  ←トオルさん
「毒見する?」          ←Fさん     
   
ちょっ!
Fさんトオルさんにレンゲですくった雑炊をトオルさんに差し出して笑った。
なんか僕ちょっとチクっときたものが・・・なんかそれって・・・胃が痛くなった僕。
しかも雑炊用に僕がいれなおした緑茶を手にFさん

「う~ん。いつもの味だ。冷める前に飲めてよかった(笑)」
「うるさい。黙って飲みたまえ」
「ああ失礼。君のいれてくれたコーヒーも無論おいしかったよ。
 さすがにリョウ子のいれたのを毒見しなれているだけあって」

「Fさん!!!!」 ←僕(ほとんど悲鳴)

う~僕の傷口いじるだけならともかくトオルさんの機嫌損ねないでくださいよ~(涙)
明らかに例のイベントの一件を誰かから聞いてて僕をからかいたいってとこなんだけど
そのためにトオルさん触られるの僕が困る・・・。
僕のヘマ話題にして笑われるのはいんですけどね
あの言い方だとトオルさんが僕に毒見“させられてる”って意味になっちゃうし
しかも僕の方がいれるのうまくてトオルさんが見習ったみたいになっちゃうし(怖)

それなのに僕の困り具合なんか意に介さないって風のFさんが
「ん? なんだい?」と笑う。ものすごく楽しそう~~に。

「・・・・・・・・なんで知ってるんですか(涙)」
「何を?」

「・・・・・・・・出席されてませんでしたよね?」
「なんのことかなぁ?」

「う~・・・・何でもありません・・・」

「ああそうそう主人に毒見させた子飼いがいたって話し聞いたかい?
 すごい子飼いがいたもんだねぇ~いい度胸してるよねぇ?」

すっごい楽しそうにウィンクしてくるFさんと渋面のトオルさん。

「・・・誰に聞いたんですか・・・?」
「そりゃもう誰彼となく。また伝説作っちゃったね君は(笑)」
「大げさな」 ←トオルさんからかわれるの嫌い・・・

「別に僕が毒見させたわけじゃありませんっ!
 ていうかトオルさんは普通に別カップで別にただ飲んだだけで・・・」
「うんうん。因縁つけられた子飼いのために自らねぇ。美談だねぇ(笑)」




・・・・・・僕、この日Fさんがお帰りになってからひどい目にあいました・・・・・(涙)
会の時はD様の前で肩を打たれただけでその後のお咎めはなかったのに・・・Fさんのバカ。

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